勝利至上主義ではキッズは育たない

 

イタリアで、試合に「27-0」というスコアで

勝利を収めた監督が「相手への敬意を欠いた」として

解任される結果となりました。

 

伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが報じています。

 

 

 

サッカーを愛するすべての子供たちは、

自分がボールをコントロールし、パスし、ドリブルし、

ゴールすることを求めています。

 

あるいは相手のボールを奪い、

セーブし、ゴールを守ることを求めています。

 

ボールを扱うすべての行動を楽しんでいます。

 

 

勝てばうれしいし、負ければ悔しい。

なかには負けてもくやしくないキッズもいますが(笑)

 

とにかくプレーすることが楽しいと思えることが、

キッズ年齢では非常に大切なことだと思います。

 

 

この事件はユース世代(U-18)で起こったことではあります。

もう、楽しいだけでサッカーをやる世代ではありません。

 

実際にゲームを見たわけではないので

本当にリスペクトを欠くような内容であったかどうかは

わかりません。

 

だけれども、育成年代ですから、

もし、相手がひどく傷つくような振る舞いがあったのであれば、

そこは監督・コーチが指導するべきであろうと思います。

 

選手が自分たちのことだけを優先し、

相手にリスペクトを欠いたプレーをすれば止める。

 

相手がいるからこそ自分たちのサッカーができる、

ゲームが終われば相手に感謝する、

 

そういったスポーツマンシップを教育するのが指導者であってほしい。

この事件はそういった意味での解任劇であったのでしょう。

 

⇒ こどもがサッカーを好きになる10の心得

 

 

 



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