2019年7月6日(土)に行われた
J1リーグ 第18節 清水エスパルス vs ヴィッセル神戸でのダビド・ビジャのゴールを見ましたか?
あまりに一瞬のことだったので誰もが驚きましたが、あのワンプレーは世界をも驚かせました。
今37歳のビジャがまだまだ一流選手だということを証明した、華麗なゴールシーンでした。
最初に一度見ただけではよくわからない人が多いかもしれませんが、実はあのプレー自体はいたってシンプルなんです。
あのプレーは「ダブルタッチ」といって、
ボールタッチとしては比較的初歩的なフェイントプレーです。
スローモーションなどで何度も見るとよくわかるのですが、
ダブルタッチは左足と右足両方の間でボールをコントロールする
テクニックです。
ビジャのすごいところは
通常フェイントで使うダブルタッチを
シュートに応用した点ですね。
ダブルタッチはドリブルで相手を抜きたいキッズが、
比較的最初に覚えられてとても効果的なテクニックです。
このダブルタッチ動画をご覧ください。
最初は難しく感じるかもしれませんが、
ちょっと練習すれば誰でもできるようになります。
いきなりは難しいなあというキッズは、
こっちの動画を見ればどうですか?
これはボール扱いの基礎を教える
「クーバーコーチング」というトレーニングを紹介した動画です。
最初の「パタパタ」っていうトレーニングにチャレンジしてみてください。
このパタパタが上手くなるとダブルタッチができるようになります。。
ダブルタッチは左足で蹴ると見せかけて
右足で蹴ることができます。
もちろん逆の足でもできます。
ダブルタッチは一種のフェイントですから、
ドリブルで相手を抜くことができますし、
味方が近くにいればパスを出してもいい。
ゴール前ならシュートをしてもいい。
実際、清水vs神戸戦のビジャのゴールはまさに
「ダブルタッチでキーパーを抜き」
同時に「ゴールへのパス」をした結果です。
もちろん、ビジャのプレーは
プロサッカーの世界というハイレベルな中で
一瞬でダブルタッチシュートをやってしまうという
スーパープレーです。
本当に基礎の基礎が完璧にできているからこその
ハイレベルプレーです。
でもやっていることはいたってシンプルなので、
キッズサッカーの世界でも十分可能なプレーです。
サッカーも基礎が大事だなっていうことが
とてもよくわかる1プレーでしたね。
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