だれもが憧れるサッカー選手の1人に
クリスティアーノ・ロナウドがいます。
彼のように華麗にシザースや引き技を使って
相手をほんろうし抜いていく。
彼のような足技を身に着けたいと
足技を練習するキッズは多いですね。
ですが、あるポイントを忘れていては
せっかくの足技を実戦で使っても役に立ちません。
それは。
ロナウドのように
1対1でもうまく相手を抜けるようになるには
ボールを見ずにシザースや引き技をできるようにする。
これが大切なんです。
例えば相手と1対1で対峙したときに
完全に静止してシザースなどの足技を使うシーンを
見たことがあるでしょう。
かなり複雑な技を見せながらも
ロナウドはしっかりと相手の足を見ています。
実はここが重要で、
フェイントをしながら相手の足を見て
駆け引きをしている。
相手がフェイントに反応して
フッと足を出してきたり、
もしくはフェイントに引っかかったりして
動いてくれたら、
そこが抜くチャンスになるので
それを狙ってフェイントをかけているわけです。
なのでボールだけを見てしまうと
相手の様子が把握できません。
例えば、後ろからも相手が来ていて
1対2の状況になったら。。。。
顔をあげていれば、正面の相手を見ながら
間接視野で後ろの選手をとらえることができます。
相手が2人寄せてきているということは
味方の選手がどこかでフリーになっているはず。
そういう場合はポンとはたいて
次の展開をさせることができる。
重要なのはそういうフェイントをかけながらも
相手をしっかりと見てプレーを判断すること。
こういったプレーが上手くなるためには
最初はボールを見ていてもかまわないので足技練習し、
慣れたら徐々にボールを見ないように練習する。
いろいろな技術を習得したら
それを実戦でいかに相手を見ながらできるかが
大切です。