レギュラーじゃないからかわいそう?

 

サッカーは11人対11人のゲーム。

 

交代を入れても

1試合14人出場できればいい方です。

 

トレーニングマッチ(練習試合)であれば、

その日の相手の実力やチームの課題に合わせて

実験的にいつもと違うポジションを経験したり、

チームの全員がどこかでプレーできる様、交代したり

いろいろと試すこともあるでしょう。

 

 

ですが、大きな大会ともなれば

どのチームだって勝ち上がりたいもの。

 

 

そうなればベンチ要員も含めてある程度は

メンバーを固定して戦おうとするでしょう。

 

 

残念ながらあなたのお子さんが

11人に入ることが出来ないということも

あるはずです。

 

こんな時にありがちなのが、

保護者たちが自分の子供を使ってくれない

コーチの采配に不満を持ったり、文句を言ったりする事

 

 

これはなんとしても避けたい事です。

 

 

コーチだってもちろん、

本音では全員を公平・均等に出場させてあげたい。

 

ですが、そんな事で勝てるゲームを落としてしまっては

本末転倒です。

 

サッカーもゲームである以上、

負けていいという事はありません。

 

もちろん負けても何か収穫が得られる事もありますから

そこから学ぶことも多いのですが、

やっぱりプレーする以上は勝った方が楽しい。

 

どんなにへたっぴだったとしても

負け続けるよりは勝った方が楽しい。

 

 

だからコーチだって

苦しい胸の内を隠して勝つためにメンバーを選んで

ゲームに臨みます。

 

残念ながら出場できなかったあなたのお子さんは

悔しい思いをした事でしょう。

 

じゃあ、彼(彼女)はかわいそうな子なのでしょうか?

 

 

本当に嫌ならサッカーをやめてしまうのじゃないですか?

嫌じゃない、上手くなりたい、ゲームに出たいと思うから

悔しくてもサッカーを続けているのじゃないでしょうか?

 

決して彼(彼女)はかわいそうなどではないのです。

 

 

親は、そんな我が子をかわいそうなどと思うよりも、

その頑張りだとか、楽しい思いだとかを暖かく応援してあげれば

いいのじゃないでしょうか。

 

上手くなりたいと我が子が思っているなら

休みの日に練習につき合ってあげたり、

いっしょにボール蹴りを楽しんだりする方が

いいのじゃないでしょうか?

 

 

リフティング練習を傍で見てあげるだけでもいい。

 

トラップ練習やシュート練習のために

ボールを投げてあげるだけでもいい。

 

ドリブルがうまくなりたいというなら

マーカーコーンを買ってあげてドリブル練習に付き合ってもいい。

 

 

少しでもゲームに出してもらえるよう

自力で上手くなるためのお手伝いをしてあげる。

 

 

どうしてもレギュラーが取れないなら

レギュラーがとれるようなチームに移籍する。

 

 

親って言うのは子供のために環境を作ってやって

傍で見てあげるのがいいんじゃないかと思います。

 

 

 

 



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